プロが教える!ローファットダイエットのやり方・食事内容・PFCバランスを解説!
更新日:6月3日

今回の記事では、筆者の現役トレーナーによる「ローファットダイエット」の方法を解説していきます。
近年、数えきれないほどのダイエット方法があり、多くの方法で成功者がいるため情報が合っているのか、間違っているかの判断もつかず、多くの方が実行しています。
現に筆者も多くのダイエット方法を試してきました。
キャベツダイエット・炭水化物抜きダイエット・ケトジェニックダイエットなどなど…
その経験も踏まえて、正しいダイエット方法を解説していきます!
この記事を読んでいるあなたは、きっと同じ様な状況を体験していると思いますので、これを機にその悩みがなくなるよう、できるだけわかりやすくまとめていきますので、参考にしてみてください。
ローファットダイエットとは?

その名の通り「ロー(低い)・ファット(脂質)」の食事をするダイエットになります。
1日の食事の中で「脂質」の摂取量に注意して食べていきます。
そのため、食品としては高タンパク低脂質な、鶏の胸肉やささみが有名なように、見た目も味も淡白でいかにも続かなそうなイメージですが、実際はそうではないんです。
意外かもしれませんが、物によっては牛肉・豚肉・和菓子・麺類なども食べることができるので、多くの方にとってやりやすいダイエットになります。
また、様々な調理方法や味付けを世の中の方が考案してくているおかげで、調理するとパサパサしたり、美味しくなかったりする食品も、非常に美味しく食べられ、なおかつ継続できる様になってきました。
「ローカーボダイエット」との違い
2つの大きな違いは「抑える栄養素」に違いがあります。
「ローファットダイエット」の場合「ロー(低い)ファット(脂質)」なので、脂質だけを抑えます。それと対象に「ローカーボダイエット」の場合「ロー(低い)カーボ(炭水化物)」と言うように炭水化物のみを抑えます。
そもそもの摂取する栄養素が異なるため、生活環境や人によって良し悪しがあります。
こちらも併せてご覧ください。
「プロが教える!ローカーボダイエットのやり方・食事内容・PFCを解説!」
「ケトジェニックダイエット」との違い
巷でよく聞くケトジェニックダイエットですが、「ローカーボダイエット」により近い方法になります。
一説によると、糖尿病患者のための食事療法として用いられていたのですが、それがダイエットにも良く、腹持ちが良いと言う利点もあり流行っています。
内容は、タンパク質と脂質を中心に食事をするのですが、脂質の量が多く、魚油はもちろん、お肉の脂身やバターなども食べられ、消化に時間がかかることもありお腹が空きにくいと言うメリットがあります。
こちらも併せてご覧ください。
「プロが教える!ケトジェニックダイエットのやり方・食事内容・PFCを解説!」
なぜローファットダイエットか
それはカロリーに秘密が関係しています。
三大栄養素と呼ばれるタンパク質・炭水化物・脂質がありますが、この中で脂質は1gあたりのカロリーが他の2つよりも約2倍も有しています。
栄養素 | カロリー | 食品 |
たんぱく質(Protein) | 1gにつき4kacal | 肉、魚、卵、大豆など |
脂質(Fat) | 1gにつき9kacal | オリーブオイル、肉の脂、魚油など |
炭水化物(Cabohydrate) | 1gにつき4kacal | 米、麺、パン、甘いもの(砂糖)など |
言い換えると、タンパク質と炭水化物よりも2倍動かないと消費できないのです。
カロリーで言うと、タンパク質・炭水化物は100gで400kcalですが、脂質は同じ100gでも900kcalも摂取することになってしますのです。
なので、脂質を抑えるだけで全体のカロリー結果的にを落とすことができるという点で、ローファットダイエットが支持されています。
しかし、日常生活の中で脂質は溢れかえっており、あなたが普段口にしているものほぼ全てに入っていると言っても過言ではありません。
なぜなら、普段何気なく食べているサンドイッチにも、菓子パンにも、お菓子にも脂質は潜んでいるからです。
食べてないつもりでも、実際は食べてしまっているもの第1位でもあります。
なので、日常生活で調整が難しいというデメリットがありますが、それさえクリア出来てしまえば行いやすいダイエット方法と言えます。
ローファットダイエットを始める3つのポイント
ローファットダイエットに限らず、ダイエットを行うにあたって、自分の食べているもの・1日のカロリー・目標などを把握しなければ始まりません。
なので、始めるにあたって以下の3つに注意して行うようにしてください。
①適切なカロリー設定を行う
ここが「1番大事」と言っても過言ではありません。
結論から言えば、ダイエットはどんな方法であれ、1日の食べたカロリーが1日に燃やしたカロリーよりも少なくなるように設定すれば、通常は痩せていきます。
これは、絶対原則になりますので、ここをおろそかにしてしまうと、なかなか上手くダイエットが進まない原因になります。
やり方を以下に記載していますので、手順に沿ってやってみてください。
ステップ1:消費カロリーの計算
まずは、自分の体重・身長などからおよその消費カロリーを計算しましょう。
計算方法など多くありますが、説明すると長くなってしまうので、下記サイトより算出してきてください。